text by 赤様
先日、福岡の中心部に大きなアナが開きました。
陥没していくあの映像は衝撃でした。
アナと言えば、
リオオリンピックの閉会式に向かおうとする安倍マリオのために、
ドラえもんが渋谷のスクランブル交差点から
アナを掘りましたね。
今ではすっかり跡形もなくなってますが。(笑)
振り返れば、
2020年のオリンピックが東京に決まる前、
東京は2016年のオリンピックにも立候補していました。
覚えている方もいるでしょうけど、
その直前には国内での開催地の選考があり、
そのとき東京と争っていたのが福岡でした。
そういうワケではないと思いますが、
福岡に開いたあのアナは、
我々もオリンピックを開きたかったぞという
意思の現われなのかな、
なんて思ってしまいました。
福岡市の市長は高島さんという方で、
以前は民放の局アナでした。
はっきりした口調と、
わかりやすい言葉が好印象で、
どことなく政治家らしくない。
あのときも、オール福岡で取り組むと宣言して、
予想以上に早く埋め戻されたのは、
実に見事でした。
原因が地下鉄の工事によるものでしたが、
全国の道路では、地下水による地盤沈下や、
水道管の老朽化などによる陥没の危険性が、そこらじゅうにあるそうで、
その状況は、
僕らの予想以上に深刻なのだそうです。
後手を踏んで、
アナがあったら入りたい、
なんてことにならないためにも、
早めの対策をお願いしたいですね。