text by 赤様
「リオデジャネイロに行ってきます」
SNSでこう発信している人を多く見かけます。
選手だけではなく、選手の家族、マスコミ、
サポートスタッフ、サプライヤー・・・。
SNSの浸透により、
これほど多くの人たちがオリンピックに行くのかと、
ちょっと驚いています。
(あ、僕は行きませんので、悪しからず・・・)
ところで、
ブラジルには、どう行けばいいのでしょうか。
ブラジルまでは、日本からの直行便はありません。
どこかで乗り継ぎが必要です。
航空券を検索してみると、
乗り換え1度でもトランジットを含め28時間くらいで、
乗り換え3度となると33時間以上というのが多いようです。
費用は格安チケットでも往復13万円以上。
なぜか乗り継ぎが1度の方が高く、
乗る回数が多い方が安いのは何だか不思議です。
ブラジルは地球の反対側ということもあって、経由地も様々。
SNSの投稿では、
マスコミの人たちの多くは、
フランクフルトやパリなどで乗り継ぐ西まわりを多く見かけました。
それに対し、日本代表選手の多くは、
ニューヨークやダラスで乗り継ぎをする東まわりが目立ちました。
これはちょっと面白いですよね。
おそらく、選手の体調を考えた時差対策だと思いますが、
まず、ブラジルに対して時差が少ないアメリカに入るというのが、
理由ではないかと思います。
また、中には経費節約のためか、
何度も乗り継いで行くフリーライターの方もいました。
トランジット含め48時間を超えるハードなもの。
ブラジルって、それだけ遠いってことなんですね。
往路とは反対方向から帰ってくれば、
地球1周してしまうんですからね。
でも、行く方々の苦労は理解しますが、
地球がそんなに小さかったら面白くないなと、
僕は少し思ってます。
なぜなら、旅行好きにとっては、
行きたいところが多い方が嬉しいですし、
それには世界が広い方がいい。
What a wonderful world !
まあ、それは置いといて、
旅の安全と、選手のリオでの活躍に期待しましょう。