どうも、すっかり秋の空気になりましたね。
もりぞーです。
今年も末端冷え性で足の指が霜焼け状態になる前に
手を打ちたい所存です(^^;
さて、ちょっと面白い本があったのでご紹介を。
それは、マリサ・デュバリ著「書きたい!書けない!なぜだろう? 」という本です。
というのも制作陣にとっては結構皆あることなんじゃないかなーと。
それは「スランプ」に陥った際の対処法についでです。
大体よく聞く対処法としては、
■スランプなど幻想だ、手を絶えず動かす。
■一端手を止めて、制作から距離をとりしっかり休む。
■他の名作、作品を見てインプットを増やす。
以上の3つが主な対処法だと思います。
でもハリウッドのシナリオのスペシャリストとして活躍している著者は
この本の中で、スランプに陥るしくみとして、
"斬新なアイデアやワクワクするような新しいイメージが浮かんだ時、
それについて考えをめぐらしたり紙に書きだす前に、
合理的な左脳が厳しく検閲する。
それが続くとライターはスランプに陥る。
創造的な右脳が素晴らしいアイデアを思いついても、
表層意識が「くだらない」と却下するのである。
そうなると私達は落ち込んでだんだん不安になったり、
消極的になったりして行き詰まってしまうのだ。"
と書いており、
スランプから抜け出す方法は、自分で自分のアイデアを否定しないというものでした。
私も予備校時代にこれとまったく同じ感覚でスランプに陥ったことがあったので、
すごい納得したんですよね。
アイデアのきっかけを思いつくのに、
定石に反してるからダメだとどんどん否定してしまって
課題の制限時間内ずっとアイデアスケッチだけで終わってしまって、
提出できなかった苦い経験が・・・(^^;
その思い出を久しぶりに思い出し、
仕事でもやはり何も思いつかない!と思う事があるんですが、
それは業界における常識や定石に縛られてしまっていて悩んでしまっていたんだなーと。
そんな訳で、もしまた自分がスランプだなと感じることがあったら、
この事を思い返して、頭をゆるくしていきたいと思います(笑
皆さんもスランプに感じることがあったら是非思い返してみてください。
きっと何かの打開策に繋がるかも知れません。