text by 赤様
先日、ネット上で、ある洋服の画像が話題になった。
ご存知の方も多いと思うが、
その洋服の色が、
「青と黒」に見える人、「白と金」に見える人、
あるいは、そのどちらでもないという人までいて、
ちょっとした騒ぎになった。
なぜ、人によって違う色に見えるのか不思議だが、
詳細はいろいろなサイトで数多く語られているので、
そちらに任せておいて・・・。
それよりも、
この現象を、いかにして発見したのか、
ということに僕は興味がある。
なぜなら、自分が見ているサイト上の画像を、
他人が違う色に見えているなんて、
僕は思わないのだが、皆さんはいかがだろうか。
おそらく第一発見者は、周囲の人と会話をしているときに、
「この青い服がさぁ・・・」
「え? この服のどこが青なの? 白でしょう?」
なんて展開になって判明したのだと思う。
この発見というのは、僕はすごいことだと思う。
暑さ寒さ、音の大小、甘さ辛さ、明るさ暗さなど、
こうした感覚は人間が成長するにつれ、
個人差があることをいつの間にか学習する。
でも色については、
当たり前すぎるのか、なかなかそういう機会がない。
でも、考えてみれば、
目についても近視遠視、視野の広さ狭さがあるように、
色の見え方に個人差があってもおかしくないハズだ。
そう考えると好奇心がフツフツと芽生え始めてくるのだが、
そんなこと調べはじめたら、おそらくドツボにはまりそうだから、
今回はやめておこうと思う。
さて、
騒ぎの最後に、ひとつのセンセーショナルな画像が登場した。
僕には、この下の画像が金と銀に見える。
決して青と赤には見えない。
みなさんはいかがだろうか。(笑)