お台場のCycloCrossTokyo2015に行ってきました。

ここ数年、シクロクロスの人気が上がっているそうです。
実際、各自転車メーカーのサイトやサイクルモードなどでもその勢いが感じられます。

ここでちょっとシクロクロスという競技について。
元々この競技、ヨーロッパがその起源です。
名前のシクロクロスもフランス語読み。(シクロは英語のサイクル)
ヨーロッパではとても盛んなロードレースですが、その冬のトレーニングとして始まったそうです。
なので、ロードレースなどがオフシーズンになる今の時期に盛んに行われているわけです。
最近ではシクロクロス自体に人気が出たこともあって、これに絞って出場している選手やチームもあるほどです。

不整地で数キロの周回コースで競い、決まった周回数を最初にまわった者が勝ちとなります。
コースは不整地で、ケシインという障害板があったり、コースに階段があったり、
はたまた、林間コースを走ったり、天気次第では泥道走行もあります。
直線や曲線だけでなくカギ型のクランクコースなどもあって、
自転車のコントロール技術のほか、選手自体の身体能力が左右するので、
駆け引きなどがある他の自転車競技より分かりやす競技だと思います。

ということで、お台場では、、、
砂場のコースがしっかりありました。
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このようなところは走りにくいので、自転車は担いで足で走ります。

林間コースです。タイヤがとられやすいので気が抜けません。
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ケシイン(障害板)を越えるにはジャンプ!とはなかなかいきませんよね。
こんな風に自転車から降りて担いで越えます。
しかもここ、上り坂です〜〜〜。
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なかなかハードな競技だと思います。
今回はお知り合いの方が何名か出ていたので、なおさら応援にも力が入りました。

〜シクロクロスバイクの特徴〜
・不整地でもグリップが良いようにブロックパターンのタイヤを装備。
・泥詰まりしにくいカンチレバーブレーキの採用。
・乗り降りを頻繁にするので、ちょっと小さめのフレームサイズ。
・担ぎもあるので、トップチューブはホリゾンタル(地面に対して水平)になっている。
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カーボンやアルミのフレームが主流のロードバイクですが、
シクロクロスではクロモリ(スチール)もまだまだ現役健在、というのも面白いですね。

シクロクロスって、実は競技だけじゃなくて、会場の雰囲気もピクニック気分で楽しいんですよね。
これもレース人口が増えている理由ではないでしょうか。

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このブログ記事について

このページは、cmemberが2015年2月 9日 08:55に書いたブログ記事です。

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