個人的に復刻ブームなのだ

ここ最近ちょっと個人的に「復刻」という言葉が
身の回りで起きているキーワードになっている。

この2月にサンヨー食品の「長崎タンメン」が復刻し、
同時に「サッポロ一番ほたて味らーめん」も復刻しているんだそうだ。
すかさずネットで購入した。
食べてみたが、美味しいというより懐かしい、という味だろうか。

ちょいとだけラーメンとは直接関係ないんだけど、
先日、「日暮し」というフォークグループのベスト盤がCDでリリースされた。
それまでアナログ音源だけでしか聴けなかったが、
そのアナログ盤自体も希少な存在だ。
CDは「ゴールデン☆ベスト 日暮し+杉村尚美」というタイトルで
参考価格は2,000円。
かつて大ヒットしたシングル「いにしえ」の他、
名盤かつ最後のアルバムであった「記憶の果実」からも何曲かピックアップされている。
武田清一氏の曲作りと星勝氏の編曲、ボーカルの杉村尚美の澄んだ歌声が絶妙だった。

ボクは学生時代にこのアルバム「記憶の果実」に出会って、
その世界観にすっかり魅了された。
高校時代のいくつかの思い出と、そこで歌われた風景が
絶妙にかぶっているところがあったからだ。
このアルバムは「夏」がテーマと言ってもいいかもしれない。
その、日暮しのベスト盤とは、やってくれるじゃないの!
一応レコードは持っているのだが、CDはコンピレーションとしても
これだけの曲を集めたアルバムは初めてだ。

ということで、これは完全な意味での「復刻」とはいえないけど
CDで出たことはやっぱりうれしい。

ところで、ラーメンに話を戻すと、もう一つぜひ復活して欲しい袋麺があった!
ボクらの世代で即席ラーメンが好きな方ならきっと知っているはず。
明星の「劉昌麺(りゅうしょうめん)」という即席麺だ。
中国のコック「劉昌さん」が作ったラーメンというふれこみ。
血色のいい笑顔のステキな劉昌さんはCMにも登場していた。
少し太めの丸い麺。
袋から出して鍋に入れる時には同時に粉末のブイヨンのようなスープを入れる。
そして3分だったか定かでないが、規定の時間煮込んだら
もう一つの四川風特製味噌スープを入れる。こちらは生タイプのスープだ。
これで完成!
スープが二つあるのも当時は画期的だった。

う〜ん、こうして当時を思い出していると無性に食べたくなる。
ネットで調べたら、意外に忘れられないファンがいるようだ。
ついでにこれも復刻してくれないだろうか。

こんな感じで、つい気がつかずに通り過ぎて行きそうなマイナーなものの復刻が
今日もどこかで起きているかもしれない。

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このページは、cmemberが2013年2月25日 09:00に書いたブログ記事です。

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