怖い・・・

突然ですが、私
「痛い」も「速い」も「高い」も平気ですが
「怖い」は苦手です。


以前、姉に勧められて読んだ本について
書きましたが、今回は母。


母から勧められたのは
『ボッコちゃん』星 新一・著


星 新一さんは・・・
ジャンルとしてはSF作家で、短編が数多いため
「ショートショートの神様」と呼ばれたそうです。

・・・神です。

ホームページがかわいいです。

本の内容も、かわいいです。

でも本質はものすごく怖いです。

短編集で、シチュエーションも登場人物の年代も全部違うのに
同じ感覚の怖さです。

この話を怖いと感じるのは
完全に大人になった証拠でしょう。

『戒め』的な要素がふんだんに取り入れられていて
完全に汚れた大人な私は、ブルブル震えながら読むのです。


お母さん、なんで私にこれ勧めたの?

怖いよー。

もしや、なにか深い意味を持って勧めたの?

これを勧められたとき、傍らでジル姉が薄笑いを浮かべていたのは
この内容を知っての事だったの?

もう誰も信じられなーい!

怖いよー。


って気持ちになる本でした。


もっと元気なとき(次の日が休みの金曜日とか)に読めば
楽しく読めるのかな?

精神のリトマス試験紙の様な本でした。
ジルでした。

怖いよー。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.14-ja
白黒写真カラー化サービス Coloriko - カラリコ -

このブログ記事について

このページは、cforceが2009年10月 9日 09:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「台風だ」です。

次のブログ記事は「那須合宿の巻」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。